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赤い長靴

赤い長靴

赤い長靴
人気ランキング : 151579位
定価 : ¥ 1,470
販売元 : 文藝春秋
発売日 : 2005-01-15

価格:¥ 1,470
納期:通常24時間以内に発送
面白い

初めて著者の本を読みました。タイトルから内容が薄そうで敬遠していたのですが、すごく面白かった。この話、私には、どこにでもある、夫婦の形に見えます。近いからこそ見えない。言いたいことが一番近い人に伝わらない生き地獄のような孤独。それでも、一人にならない。なぜ?もっと寂しいから?多分違う。これが、現代の、愛の形だと思います。

赤い長靴

夫婦というものは難しいものです。
赤い長靴というタイトルは別に意味はないと思います。
ただの夫婦生活を綴ったエッセイ集だと思います。
出版社に対してやはり憤りを感じます。
フィクションというなのアンチテーゼだと思います。
多分ノンフィクションでしょう。
だから赤なんです、で、靴なんです。
屈辱というなのね。

軽く鬱です。

面白くない、苛立つ、といった感想が
意外にも多いので驚きました。

それはきっと、ときに何かに勇ましく見切りをつけ、
好ましい人間関係を自分で作ろうと格闘し、
自分の人生の様々に能動的なかたちでかかわることのできる
成熟した大人の女性が最近は多いからだろうな・・・と思いました。

私の場合は恥かしながら・・・日和子に共感してしまったのです。
もちろん、小説ほどわかりやすいかたちで見えては来ませんし、
多くの場合、幸福な夫婦生活を送っている方だと思っています。

けれども、ふとした瞬間、この感じ、あるある。
夫婦生活の中で、男と女の、あるいは別々の人間の、
どこか言葉の通じない感じ、どうにかしたいのだけれども、
繰り返すうちにどうにもならないと諦める感じ、その決定的な淋しさ。
とても、わかる気がしました。

救いのない本ですね。読んで、軽くブルーです。
マイナスの力のある本だと思うので、夫婦喧嘩中には
読まないで下さい。是非、ハッピーで余力のあるときに。

とはいえ、言葉にならないような微妙なすれ違い、もどかしさ、
「淋しい」という単語をひと言も使わずに見事に描き出された
しんと透き通り、底冷えのするような、
人間の(女性の?)根源的な孤独感。
江国さんはとても上手い方だな、と敬服しました。

つまらないです

図書館で借り、半身浴中に読みました。
主人公が、旦那との生活に不満を持ちながらも何をするでもなく。
イラッとする本です。
最後まで読むのは、何かのついでじゃないとできない本だと思います。

息苦しい夫婦関係をリアルに描く

周囲との間に膜を感じる夫と、
夫に自分の気持ちが伝わらないことを
仕方ないこととあきらめながらも寂しいと感じる妻・日和子。
結婚しているのに、孤独にはまっていく。
息苦しいような夫婦関係。
260ページの中編小説は、夫婦間の大きな事件ではなく
小さなすれ違いの悲劇をじわじわと描く。
20年前に読んだ安部公房著「砂の女」の息苦しさと、
かもす空気が似てると感じた。
日和子は非難しているのかしていないのかわからない程度の
「苦情」しか口にはしないのだけど。
陰をしっかりと蓄えた女の暗い心情に
読みながら疲れきってしまった。
夫とは分かり合え、喧嘩もしないという方も、
これを読むと夫婦関係について
ちょっと角度を変えて見ることができるかも。

 
 
 

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